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清水 滋; 南 賢太郎
Proc. of an Int. Symp. on Measurement Assurance in Dosimetry, 0, p.649 - 657, 1994/00
各種放射線測定器の特性試験には、光子エネルギー300keV以下の照射にX線発生装置を使用する。X線発生装置によるX線は、連続スペクトルを発生しているため、適当なフィルターでろ過しスペクトルを単色化して放射線測定器の特性試験に利用する。この場合、X線の照射野における線量分布及びエネルギースペクトル分布は、X線の単色化の程度により大きく変化し、照射野の不均一性が生じて個人線量計やサーベイメータ等の照射試験精度に大きく影響を及ぼすことを明らかにした。また、本調査結果から、照射野の水平軸の線量分布とエネルギースペクトル分布が大きく変化することを解明し、照射野の均一分布の範囲を明確にした。
田島 訓; 平尾 敏雄; 田中 隆一; 田村 直幸
JAERI-M 7891, 50 Pages, 1978/11
大出力X線発生装置を用いて照射された物質中の吸収線量を簡便に評価する目的で、半価層測定、空洞電離箱の壁効果による測定、X線スペクトル測定など種々の方法によってX線の実効エネルギーを求めた。各測定結果の考察を通して実際の照射条件に適合した実効エネルギーは150kvの管電圧に対して95kevと評価された。この値を基にして電離箱、フリッケ線量計、PMMA線量計、CTA線量計などを用いて線量分布の特性を調べるとともに被照射休の種類、大きさ、厚さ、形状などのパラメータを考膚した一般的な吸収線量算出法を見出した。